総合的な学習の時間の一環として、１年生は地域の環境や歴史を学ぶために地元の中山道を歩きます。御嵩町も自然保護や史跡保護の観点から中山道およびその周辺をとても大切にしていますが、近郊の地域に同じ中山道の宿場として名高い妻籠・馬籠があるため、発展学習としてここを訪れました。この二箇所はご存知、中山道の重要な宿場町で、その昔から中山道を旅する人が旅程の中で必ず寄ったと言われています。近年は外国から訪ねてくる人も多いようで、史跡の保護はもちろんしっかりとされていますが、山林内の（路上や路傍はもちろん）環境保護・美化にも相当に力を入れていらっしゃるようです。御嵩町の環境保全を学んでいく若い世代の一員として、大勢の人が訪れるこの二箇所から得たものは決して小さくはないでしょう。

　前期が終了しました。前期生徒会役員は、自分たちが行ってきた活動を総括し、上之郷中学校が高みをめざしてきたことの確認と成果を発表しました。また、後期生徒会執行部と専門委員長の任命式も同時に行い、新役員は全校の前で任命を受け、気持ちを新たにしました。さらに高みをめざす後期の船出です。

　前期生徒会活動のしめくくりとして、生徒自身があいさつ・そうじを盛り上げています。朝のあいさつ運動、朝の清掃活動（玄関や中庭）、日中の廊下におけるあいさつ活動など、後期に向けて、上之郷中生徒の様々な活動が自主的に高みをめざすものであるようにと、活発に活動を行っています。後期に入っても、これらの活動は柱の一つとして大切にされていくでしょう。

　１０月を前に、後期生徒会役員の立候補者による立会演説会と選挙を行いました。執行部・専門委員長ともに、やる気にあふれた生徒がきちんと意志・公約を述べ、フォロアーとなる聴衆生徒も真剣に聴いて任せることができるかどうかの判断をしました。後期も、生徒会活動は活発に行われそうで楽しみです。

　近郊の高等学校から先生方にご来校いただき、３年生生徒・保護者に向けて高校の説明をしていただきました。少数ではありますが、下級生の保護者にもご参加いただきました。３年生は、進路選択に向けてかなり具体性をもって考えるこの時期、たいへん熱心に説明を聴くことができました。高等学校の先生方、ありがとうございました。

　可茂地区中学生駅伝大会に向けて、有志による出場希望者が練習をしています。短時間の練習の中でいかに高みをめざすか、各々がただ練習をこなすのではなく、自分はベストをめざし、チームとしては励まし合って心拍数の限界まで力を出し切ろうとするなど、高い意識をもって臨んでいます。がんばれ、チーム上之郷！