十二単は平安時代に生まれた衣装ですが、現代まで皇室の特別な場での正装として残っています。しかし、我々が実際に身近で本物を目にする機会はほとんどないと言えます。時間をかけて丁寧に扱いながらゆっくり着せていくその過程は、現代のスピード社会から失われてしまったものを見ているようで非常に驚かされました。今回の実演鑑賞で、伝統的な和装の格調や美しさを感じ取ることができました。
また、浴衣の着付けでは6人の講師が細かいところまで目を配って指導してくださり、多くの生徒がその心地よさを味わうとともに、自分でチャレンジしてみようという意欲をもつことができました。
和装の良さを学ぶということにとどまらず、伝統として残る物の普遍的な価値を体感した日でした。
上中ニュース
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