5月29日、先だって舳五山茶園で摘んだ茶葉(その後、手もみして乾燥させておいたもの)を焙煎し、みんなで飲む会を催しました。茶摘みと同様、地域の方々に指導者・体験者としてご参加いただき、生徒の班に加わって一緒に活動していただきました。
茶葉を煎る(これを焙炉という)と、お茶のいい匂いが立ち込め、期待が高まります。地域指導者の助言により、程よい塩梅に熱して煎り上げました。
会場を移して、茶話会を開きました。各班とも、自分たちの煎ったお茶を入れて香りと味を楽しみました。また、地域の方を交えて楽しく語らい、歌いました。
茶園除草から始まって、茶摘み、茶もみ……と続いてきて今日を迎えましたが、今後、この茶園活動はぜひ存続していきたい伝統です。茶園のありがたさを感じ取ること、茶園の在り方、茶の摘み方やもみ方の研究、製茶法の理解など、昭和の時代から続くこの茶園に関して、地域の皆様との交流を続けることはもちろんですが、生徒たちのより主体的な活動へのかかわり方が期待されます。
上中ニュース
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