修了式により、全校生徒が平成28年度の課程を修了いたしました。代表生徒2人の力強い発表は今年度の成長の大きさを思わせ、次年度への多大な期待をもたせるのに十分な内容で、感心させられました。現在の1・2年生は4月以降、学校の中核としてさらなる成長を見せてくれるであろうと確信しています。
本年度、グラウンドをはじめ、壁、中庭…と美しい環境作りをめざしてきた本校ですが、年度末のワックスがけにより、床の美しさが際立っています。この輝きを見てください。
1・2年生だけになった全校ですが、先輩から受け継いだ精神をもって合唱練習に臨んでいます。上之郷中の様々な良き伝統は続いていくであろうと安心させられます。
男子バレー部が新体制で多治見市のセンスポ・カップ大会に参加し、はつらつとしたプレーでがんばりました。まだまだ課題も伸びしろも多いチームですが、これからが楽しみです。
次年度前期の生徒会を作っていくための第一歩です。先輩から引き継いだ生徒会活動の良さを、持続させるとともに、さらに発展させようという強い思いをもった一・二年生の立候補者が、力強く公約や思いを語りました。「今を輝く」ためのスタートとして、真剣な立候補者の姿はふさわしいものでしたから、全校に承認されるのは当然でした。ただ、これからは、聴き手側の生徒も立候補者たちの思いを受け止めて、主体的に生徒会活動を作る一員になる必要があります。次年度がとても楽しみです。
上中は、運動場・築山・中庭等にそれぞれシンボルとなる木を数本持っています。それぞれ、季節毎の表情や変化を見せてくれて、とても味わい深い姿ですが、惜しい面もあります。それは枯れ葉の量が尋常ではないこと。今回、中庭の木はちょうど葉がすべて落ちていて、若返りのチャンスでした。地元の庭師の方にお願いしてかなり伐採していただきました。前後を見比べてみてください(下記写真)。これからまた、新たな木の芽たちの成長が見られることでしょう。温かく見守っていきたいものです。
2年生が音楽の授業で「箏(こと)」の演奏を体験しました。伝統の文化や技能を覚えたり引き継いだりする要素は、いろいろな教科にありますが、これもその貴重な一つの場です。
卒業式は中学校の卒業であると同時に、義務教育を修了するという門出でもあります。卒業生の顔は今までと違い、これから世に出て自分の力で歩いていくという気概が見て取れました。堂々とした証書授与、慈愛に満ちた言葉による代表二人の答辞、力強い合唱など、『自ら求め、鍛え合う』ことをめざして学習・生活をしてきた集大成を見せてくれました。
上之郷の地で育ったことをいつまでも誇ってほしい、参加者の誰にもそう思わせる立派な卒業生の姿でした。
3月7日、記念すべき第70回の卒業証書授与式を挙行いたしました。厳かな体育館の中、卒業生9名は立派な態度で卒業証書を校長先生から授かりました。
3月6日、3年生が義務教育最後の給食をいただきました。最後もたいへん人気のメニューで、満足感とともに、給食の楽しい雰囲気を最後まで味わうことができたようです。これからの長い人生で、大切な思い出として、また、身体づくりのための栄養摂取の基礎として、給食のことを思い出していってほしいものです。